2009年05月10日

◆ドキュメンタリー映画 「チョコラ!」(1)

 この映画の公開を心待ちにしていました。

 ケニアのティカという町で
 路上でゴミを拾って生きるローティーンの子どもたちの日常を
 淡々と記録したドキュメンタリーです。
 タイトルの意味は、拾って生きる人々への見下した呼びかたです。 

  わたしは2000年にケニアのふたつの町に
  半月ほど滞在したことがあります。
  ナイロビ と キテンゲラ、
  その、貧困地域の子どもたちと過ごした8月の、
  ひんやりとした朝もやの香り、
  子どもたちと触れ合った感触が
  スクリーンからよみがえって来ました。

 パンよりもシンナーのほうが安い。
 「空腹を忘れるために」これが当初この映画の
 タイトルに予定されていたと聞いています。
 子どもたちは
 大人たちの結果によってもたらされる苦しい日々の中で
 さまざまな誘惑に走ることになります。
 それを温かい家庭につなごうと
 長い年月にわたって努めてきた人々がいます。

 昨日は東京での公開初日であり、
 制作者のお話がありました。
  
 小林茂監督は
 「ごくごく隣にいる子どもの思春期の姿を見てほしい」
  
 撮影者の吉田泰三さんは
 「今日も地球の反対側では
 この同じ日常が繰り広げられていることを思う」
  
 現地で子どもとともに過ごしてきた
 モヨ・チルドレンセンター代表 松下照美さんは
 「子どもたちはじつにたくましく生きています。でも、
 帰っていく家庭を必要としています。
 子どもたちの姿を見て、そして助けてください。
 カメラがとらえた数人のうしろに、
 同じ想いのたくさんの子どもたちがいることを見て」と。

 わたしは多くのことを感じました。
 書いてみましたがちょっと長くなってしまいました。
 明日に分けて続けることにします。 

上映情報:
 東京:ユーロスペース www.eurospace.co.jp 
 他 :http://www.chokora.jp/schedule.html
小林監督のインタビュー放送:ネットテレビ「OurPlanet-TV」
     http://www.ourplanet-tv.org/





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